☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

ストラディ・バリウスの音色

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マルタさんのピアノも美しいです~


私が初めてストラディ・バリウスという

バイオリンの事を知ったのは、

千住真理子さんがテレビ出演されて、

その音色を聴いたのがきっかけでした。

その時は綺麗な音色だな~くらいにしか

思わなかったのですが、

3,4年前だったか、千住さんが仙台にいらして

バッハの曲を演奏してくれました。

 

生で聞くと、やはり違いますね!

「なんて艶やかで深みのある美しい音色なの~」と

バッハの曲と相まって、とても感動しました。

特に中音から低音にかけての深みとその

つややかさ、熟成された時間を感じさせる名器、

下世話な話だけど、ウン億円というのも

納得です。

 

ストラディ・バリウスの演奏家で有名なのが

イツァーク・パールマンなのですが、

シンドラーのリスト」という映画のサントラで、

メイン・テーマの曲を担当されています。

先日、テレビのドキュメンタリーで、その

いいところのさわりを演奏していました。

 

バックにユダヤ人が強制収容所で過ごす写真が映って、

イツァークさんがユダヤ人の子孫ということ、

ジョン・ウイリアムスの曲も勿論いいのだけど

そういうのとまた音色が素晴らしくて、何だか

ユダヤ人の苦しみや悲しみが伝わってくる気がしました。

 

ヒトラーユダヤ人の才能に嫉妬したのでは、だから

あんなにユダヤ人を迫害したんだろうな、

と勝手に想像しました。アインシュタインとか、

ユダヤ人は優秀な人が多いし、

以前読んだ本でも、「勉強した財産は

頭に残るから、火事や泥棒でも奪うことは

できない」って言って、勉強の大切さを説いて

いたっけなぁ。

 

イツァーク・パールマンはバッハの曲も

良くて、マルタ・アルゲリッチと共演の

CDもおすすめです。

「レジェンドの共演  バッハ・シューマンブラームス

機会があったら聞いてみて下さいね。

もちろん「シンドラーのリスト」も。