宮城と仙台牛と
宮城県内に大きな爪痕を残した。
けれど、少しずつ元の暮らしに向かって
進んでいる。丸森の小学校の校庭に積まれた
ゴミは移動され、登校できるよう環境が整いつつ
あるとTVで知った。
そして県北の畜産農家さんが、牛が流されたり、
餌になる稲わらが水害でだめになって、
食べさせる良質の稲わらがない、というお話だった。
いい稲わらを食べないと、牛の肉質に影響を及ぼすのだという。
綺麗な霜降りにならないとA5ランクの肉にならないの
だとか。外国産の牧草だと牛も喜んで食べないと
農家さんが困っていた。
仙台牛を実際始めて食べたのはおととしだったのですが、
美味しいものが地元にあるんだなぁ、と感動しました。
(エスパル地下の伊勢屋さん、美味しかったですよ!)
ヨークベニマルにも仙台牛が置いてあって、
灯台元暗しではないのですが、頑張って欲しいです。
Ohバンデスで見た肉のいとうの仙台牛おせち、
おいしそうだったなぁ~
自然災害は、農業に従事されている方々の
暮らしに大きく被害をもたらしました。
お彼岸用の菊を育てていた農家のおじいさんが
だめになった菊の中から、根の生きている菊を見つけて、
「よく頑張った、生きていてくれてありがとう」
そう言って、また生き残った菊を育てる姿が
心に残りました。きっと生き残りの菊に
ご自身の運命を重ね合わせたのか、まるで
自分自身に頑張れ、と励ましの言葉をかけているかの
ように感じました。
同じ宮城県民として、一日も早く
元の暮らしが戻るように祈っています。