伊集院静 先生へ
私の好きな作家のひとりに伊集院静先生が
います。先生の連載されている週刊文春の
「悩むが花」も毎週欠かさず見ています。
ふざけた質問にはユーモアや怒りを交えつつ、
まじめで深刻な悩みには真摯に向き合い、
私も何度か「そうだなぁ」と心のコリみたいなのが
解きほぐされる感じがしたことがあります。
私のブログで食事の写真を撮る時、
「写真を撮る間に料理が冷めてまずくなる」
という先生のお言葉がいつも頭に浮かんで
しまいます。先生に叱られちゃうな~と思いながらも
撮ってしまうのですが (;^ω^)
ベストセラー「別れる力」新刊も図書館では
待ちが多くて、人気ですよね。講演会も行ったことが
あります。2018年の7月11日の講演会も満席で、
奥様の篠ひろ子さんもお見えになっていました。
先生らしく、花束贈呈の際には着物を着こなした
国分町のママらしき女性が来ていましたっけ。
出版社に借金した話やら、東日本大震災の時の話、
愛犬くん、奥様の勧めで震災で被災した教会に
寄付をした話など、しんみりしたり、笑ったり
伊集院静節全開でした。
人前で話すのは苦手だとおっしゃっていましたが、
なんのなんの、じわじわっと面白エピソードが
出てくるのが先生の醍醐味というもの。
「悩むが花」も時々ふざけた相談なんかだと
お怒りになって、「わしゃモウやめるよ」なんて
おっしゃる時がありますが、いえいえ、
おやめになってはいけませんわ。
時に厳しく、でも根底には優しさのちりばめられた
回答を毎週楽しみにしていますもの。
それは私だけではありません~!
ちゃんと続けてくださいな。
サントリーの社長の話の小説も良かったです。
(琥珀の夢)
読んで下さってありがとうございました。