☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

~ルノワール~ 幸せをもたらす絵たち

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鈴木保奈美さんにもちょっと似ている気がする。


実は宮城県美術館ルノワールの絵が来てくれた時、

あまりの感動に、地元河北新報の読者欄に投稿したら

掲載してもらったことがあります!

 

最初に来てくれた時に一番グッときたのが

「アンリエ夫人の肖像」です。(本物はNYの

美術館にあるのですが、素敵な額縁に飾られて、

「これこそ貴婦人だわ~、素敵!」と感動しました。

この写真はレプリカなのですが、いつも優しい微笑みで

私を見守ってくれています。

 

ルノワールは元々陶器の絵付け職人だったのですが、

絵画に転向して傑作を生みだしました。あまり風景画は

なくて、人物(女性・裸婦像が多い)のですが、

「絵とは見る人を幸せな気持ちにさせるもので

なければならない」と言っていただけに、

暗い気分にさせる絵は見たことがありません。

女性の微笑み、肌のぬくもりや優しさが詰まっていますよね。

きっと女性の美しさってこういうものだ、という

ルノワールからのメッセージかもしれません。

 

ただ、美術館の展示が難しいだろうと思うのは、

同じような絵が多くなってしまうことだろうなぁ。

宮城県美術館だと、ここでちょっと空気を変えたいな

という場所があるのですが、(そこで大きい絵とか

展示してるパターン)

 

晩年、リュウマチを患いながらも手首に絵筆を巻き付けて

絵を描き続けた情熱はすごいなと思います。

息子さんも映画監督だし、親の姿を見ているの

ですね。あのラファエロに影響を受けているので、

見る人を優しい気持ちにさせてくれるのも納得です。

 

話はそれますが、今宮城県美術館も移転問題があり

私個人としてはいい絵を呼んできて集客を充実

させてほしいし、それを税収に充ててほしいと

思います。天王寺駅の近くにある大阪市の美術館

なんか古くても重厚でロマンチックな作りですし、

古いから壊して新しくしちゃえ、って反対ですね。

 

読んで下さってありがとうございました。