宮城県美術館の移転って8
15日の河北さんにも60代の団体職員の
男性の投稿で、移転反対の記事を目にしました。
そして今日の河北新報の読者投稿欄には、
Sさんという男性の投稿がありました。
Sさんは当時の美術館の建設に携わった方で、
設計や建設方法、外観についてを述べられて
いました。
この記事を読むと、現在の美術館は、
当時県民が美術品を楽しめる施設はなく、
多くの人々の要望で建設が
決まった。前川さんという設計士さんの
センスで彫刻や庭が配置され、広瀬川近くの
場所の特徴を活かしたデザイン、唐津焼の
磁器製タイルを用いた外壁など、こだわりが
所々に感じられます。作り手の思いが感じられて、
こういうお話しを聞くと一層移転を
させてはならないと強く思います。
あらゆる名画の思い出だけではなく、
その場所にある大切な思い出、それは
私だけのものではなく、県民やその工事に
携わった方々のものでもある。詳しくは
この記事をぜひご覧になってほしい。
そして、痛んだ場所を修理して大切に使うという
方向で収まってほしいと切に願う。
移転して、あの場所にどっかのマンションが
建つなんて考えたくありません。
読んで下さってありがとうございました。