☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

3.11 宮城、そして被災された皆さまへ

なんだか9年前と言っても、ついこないだの

ことのように鮮明に思いだされてしまいます。

何が起きたのかという地震のあとの生活。

大切な方を亡くされて今も悲しみの中にある

方もいらっしゃることでしょう。

私の母も震災後の生活がストレスとなって、

脳梗塞をさらに悪化させてしまい、認知症が進行して

その後寝たきりになって、2年前に他界しました。

もし、震災がなかったらまだ生きていたかもしれません。

その後、復興もだいぶ進んでは来ましたが、まだまだの場所も

あるし、女川原発の再稼働も決まってしまいました。

 

何日か後の河北さんには、沢山の亡くなられた方々の

お名前が掲載されていました。私と同じ年代のひと、

うちの子供たちと同じ位の子供さん、赤ちゃん、お年寄りの方。

突然運命を変えられて、言葉にならない位悔しかったことと

思います。ご遺族の方も、「どうして?」って運命を、

天を恨んだことでしょう。

自分がかわってやりたかったと思ったことと思います。

 

そして普段の生活ができることがこんなにありがたい

ことや、心配してくれる人がいることの嬉しさ、私の友人が、

息子の中学の卒業式の前だからって泊めてくれて

お風呂にやっと入れたこと、食料もない中でもおにぎりを分けて

くれた近所の人、スーパー銭湯で30分刻みでもお風呂に入って

見知らぬ人と愚痴をこぼしあったこと。

息子が自転車で生協に買い物に行ってくれたこと。

沢山の支えがあって今過ごせているのだと思うと

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

地震津波ももうこりごり。そしたらコロナが来て、

生きて行くってけっこう大変。皆さん、辛いけど、

頑張りましょうね、私も頑張ります。

サンドの富澤さんも昨日のクロ現で、

自分たちは頑張っている人達のスポークスマンとしての役割をこれからも果たして行きたいってお話されていました。

 

きっと今生かされていることには何か意味があるのかも

知れませんし、伊集院静先生がおっしゃってましたが、

「いまこの命があること、今日生きていることは意味があり、

それは震災で亡くなった人が、生きることの出来なかった

今日という日なのだから」って。

伊集院静先生のご回復も併せてお祈りしたいと

思います。

 

読んで下さってありがとうございました。