美輪明宏様♡

今日のごごナマに美輪さんが出演されていました。

脳梗塞から不死鳥のごとくよみがえり、お元気な姿を見られて

良かった！

美輪さんの凄さはもう私が言うまでもないのですが、

私が初めてナマ美輪さんを見たのは、10年位前にコンサートで

仙台に来てくれた時でした。「ヨイトマケの歌」をテレビで聞いて、

いい歌だなって思い、図書館でCDを借りて聴いて、これはいつか

ナマで聞きたい！と思っていたところ券が買えたので行ってみました。

さすが美輪さんだけあって、ファンのレベルも高く、歌舞伎でもないのに

お着物をお召しの方とか、お洒落な方が多くてさすがだと思いました。

何曲か歌ったり、楽しいトークのあと、いよいよ「ヨイトマケの歌」。

聴いているうちに涙が溢れて止まりませんでした。

親子の情愛の気持ちを歌った歌で、これ以上の歌を聞いたことが

ありません。こういう気持ちで子供を愛さなければいけないんだと

決心したことを覚えています。

そして「愛の賛歌」。美輪さんが訳したエディット・ピアフの歌詞も

感動しました。シャンソンって歌に人生をぶつけて歌うんだと始めて

その時知りました。紅白で歌ってくれた「愛の賛歌」と「ヨイトマケ」は

時々見たりします。何回見ても感動しますね。

見返りを求めないあげっ放しの愛、言葉では簡単だけど、

実行するのって大変だし、中々できないからこそ憧れてしまう。

二度目は舞台「黒蜥蜴」。三島由紀夫の脚本で流麗なセリフ回し

とか華麗なる美輪ワールド全開という感じでした。衣装の早替えとか

演出もさることながら、悪女なんだけど、教養があって優しく、

きれいなものが大好きで、時に冷酷な女賊黒蜥蜴を、イメージを壊さず

というか、完全に自分の世界に取り込んで再現しちゃう美輪さんって

本当にすごいです。

人生相談の本も持っていて、苦しい時何回も手に取りました。

自分に対する誇り、そしてロマン、美、教養の大切さ、思いやり、

ユーモア、美輪さんに教えて貰ったことは沢山あります。

これからもお元気で燦然と輝く存在でして欲しい。

今NHKの子供むけ番組で「みわサン」として活躍されていますもんね。

美輪さんも日本の宝物です。

読んで下さってありがとうございました。