☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

こんな時だからこそ、置かれた場所で咲く

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もう亡くなられたけれど、渡辺和子先生の

「置かれた場所で咲きなさい」という本のことを

思い出しました。きっと生きていたらそうおっしゃってくださると

思います。八年前の本で、ベストセラーになりましたよね。

目の前の人に語りかけてくれるようでいて、平易で優しさに

満ちた内容が好きでした。

 

人生は「こんなはずじゃなかった」の連続。今置かれている

場所に納得がいかない人もいるでしょう。でも、不平を言ってばかりでは

周りの人の心まで暗くしてしまいます。日当たりが悪い場所でも、

笑顔を絶やさず、花を咲かせようと言う気持ちを持ち続けましょう。

どうしても咲けない日もあります。そんな時は無理をせず、根を

下へ下へと降ろしましょう。次に咲く花はきっと前よりも美しく

なります。

 

本の中の有名な一節です。こういう状況だからこそ、

いっそう心に響いてきますね。一日一日を一番若い日として、

与えられた人生を精一杯生きる。

 

恥ずかしい話、私の場合部屋の掃除を進めています。

もう自己嫌悪です。なんでこんなにいらないモノをため込んで

いたんだろうとぎっくり腰を再発させない程度に頑張っています。

今こんな状況だからこそ、これまでできなかったこととか

つん読状態の本を読んだりとか。

でも、医療に従事されている方のお話をテレビ等で聞くと、

休息を取って頑張ってほしいと思います。今は人との接触

なるべく避けて感染をしない、させないを

協力することくらいしかできないけれど。

 

5年くらい前、子供の中学の時の保護者会での後援会の中で出来事でした。

(仙台白百合学園というカトリック系のミッションスクールだったのですが)

「隣の人と手をつないでください」と講演された先生がおっしゃたのですが、

私はひとりで来ていたので、となりの人と席も間隔も空いてたし、スルーして

その場をやり過ごすつもりでした。そしたら、私の手を握ってくださった方が

いたのです。それはなんと校長先生でした。校長先生は修道女で、学校見学の

時もけっこういいお話を聞かせてくれたので、受験を決めました。

(あの校長先生の話は良かったって子供も卒業後言っていましたっけ)

 

「どんな人も、神様に愛されてこの世につかわされているのだから、

(困難な時も)信じて歩み続けてください」と。

「祈るだけでなく、小さなことでも行動しなさい」とも子供たちに

教えてくださいました。そしてそれを私の目の前で実践なさったのです。

私は驚きと感激で胸がいっぱいになったことを今でも鮮明に覚えて

います。身長も大きくはないのに、小さく暖かい手のひらのぬくもりは

今でもハッキリと覚えています。

「そうか、小さいことかもしれないけれど、祈るだけでなく

実践するってこういうことなんだ」と心底思いました。今日スーパーで

女性が荷物を落としたのを、私の子供が拾ってあげたのを見て、

「よかった~実践できて」と思いました。

 

修道女の先生っていいお話しを聞かせてくださることが

多くて、尊敬しています。そんなことをいつかの機会にお話し

させて下さいね。医療や行政等で休みなく頑張っている方々が

お体を壊さずにいられますように。子供たちが早く安心して学校へ

通えますように。子育て中のママさんもがんばれ~!

読んで下さってありがとうございました。