おもろいおっさんだけでなし!百田尚樹さん
実は百田さんの講演会も行ったことがあります。
実は講演会も好きです。百田さんは仙台の江陽グランドホテルでした。
満杯で、さすが人気作家百田さん。私は「永遠の0」とか
「海賊と呼ばれた男」で原作が良くて映画もどちらも見ました。
主演の岡田君カッコよかったし、どっちも泣いちゃいました。
特に「永遠の0」は読んで感動して、靖国神社へ参拝して遊就館も
見学したことがあります。ちょうどゼロ戦飛行機の原寸大の模型が
展示してあって、この飛行機に片道分の燃料だけを詰めて多くの若者たちが
命を散らせて行ったのだと思うと、涙を禁じ得ませんでした。
どんな気持ちで敵機にぶつかって行ったのかと思うと、本当に
可哀相でなりません。戦争はあってほしくない。
「ここ行ったら絶対泣く」と思っていた家族へあてた手紙のお部屋は
やっぱり読んでいるうちに涙で文字が読めなくなってしまいました。
以前、政治評論家の三宅久之先生が生前にたかじん委員会のロケで、
「生きて花嫁を抱きしめたかったろう」と花嫁人形を飾ってあるブースで
涙を拭っているシーンを思い出して、こういう人々のおかげで今私たちは
どこの国の植民地にもならず、今の繁栄を享受できるのだと思いました。
近所の神社みたいに自分のこととかを願う場所ではなく、
ただただ戦争で亡くなってしまった方々に感謝して安らかに、と
いう鎮魂の神社なのですね。実際に行ってそういう気持ちになりました。
(東京の白百合学園もこの近くにあるんですね。知らなかったです)
「海賊と~」にも触れており、実際にそのまま名前を使わせてもらった
人もいるという話もされていて、名もない人の目立たないような功績が
今の出光興産を作って、そして日本人のみならずアジア人がヨーロッパ
至上主義から脱して、国際社会での位置を築くきっかけになったという
お話しもしてくれました。あの本は映画でも前編・後編にした方が
よかったのではないかという位スケールの大きい内容だと思います。
いま、国難に耐えて生き抜くために、知恵と勇気が必要なんですね。
そして思いやりも。
〇泉〇次郎さんへの強烈なメッセージも面白かったです。
「アイツは顔がええだけでおもろないねん!」と百田節でバッサリ。
会場が笑いの渦に包まれました。〇次郎さん今環境大臣として頑張って
おられますが、「ポエム」とか揶揄されてちょこっとお気の毒のような。
泣いたり笑ったりと大阪のエッセンスが詰まって楽しかったし、
また百田節がナマで聞きたいので、いつかまた仙台にいらして下さいね!
前に買ってつん読状態の「日本国紀」も今読む予定です。
ホントは掃除ももっとやりたいのですが、本も読みたいし、
ステイホーム期間をうまく回していけたらと思います。
読んで下さってありがとうございました。