☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

たゆたえども沈まず

今朝、作家の原田マハさんがTVのインタビューで

お話しされていたのですが、セーヌ川の中州のひとつ

シテ島は、かつて何度も川が氾濫したり、嵐にあっても

踏ん張り続けた。私たちも今、同じように困難に耐え、

嵐が過ぎ去り平和な日々に戻れる日が来るから、それまで

一緒に頑張りましょうという力強いメッセージだった。

ノートルダム大聖堂やマリーアントワネットが幽閉された

塔があるのも始めて知りました。)

 

そして、この騒動でフランスから急いで帰国する時に、

同じ便に乗り合わせていた日本人たちが沈黙を守っていたことに

強さを感じた、ともお話しされていた。外国の方々はわりと

主張が強めで、日本人はシャイだとかよく言われるけれど、

困難の時、静けさを保てることも日本人の強さだとお話しされて

いて、心強く思いました。

原田さんはいま、「喝采」という小説を制作されて

いて、医療従事者の皆さん、そして他にも名もない

けれど私たちの命を繋ぐためにお仕事されている方々の

ことを書いておられるとのこと。言葉で皆の気持ちを励ますことが

できるのはさすが人気作家さんですね。

 

フランスも憧れの美の国。いつか行ってみたいです。

成熟した文化と素晴らしい芸術品の数々。ルーブル美術館

見たいし、そのためには元気でいて、お金も貯めなくっちゃね!

あと、フランスのことも勉強してみよう。

(たゆたえども--は、ご自身の小説のタイトルでもあるんですね。)

皆さまもお身体にお気をつけて下さいね。美味しいものを

食べたり、少し外出したり。私も上手に息抜きしながら

頑張ります。(しかし、お菓子ポリポリで肥えたかな~と

ちょっと反省気味)

 

 仙台でも休業要請は緩和されましたが、すぐにいつも通りとは

行かないようです。メイドカフェもビニールシートを席に張って

感染防止しながら経営をするために工夫している。とくダネの小倉さんも

言っていたけれど、もし、国分町で感染が広がらなければ、他の

地域にもいいモデルになるかもしれないって。

震災で大変な思いをした人々は結束が強いのではないかとも

話して下さり、東北人としてちょっと嬉しく思いました。

(小倉さんは秋田出身ですもんね。)

 

「たゆたえども、沈まず」

フランスっぽい美と誇り、そして強さが感じられる言葉。

矜持なのですね、今必要なのは。

読んで下さってありがとうございました。