和モノの力
(今年の夏は暑いのかな~。ほぼホワイトで軽やかさを出してみました。
妄想中谷美紀ごっこ?の浴衣合わせ~ 南方先生、あちきは雪になって、先生の肩に 降りたいでありんす)
昨日、朝のテレビで刀剣や盆栽、お茶の文化をサラッと紹介する
コーナーがありました。今人気の六代目神田伯山さんの講談も
取り上げられていました。講談とは抑揚をつけて合戦や武勇伝を
読む伝統話芸というのも始めて知りました。
落語は会話がメイン、講談はナレーション+会話と白山さんも
おっしゃっていましたね。
思えば日本人は何でも道に究めるんですね。お花は華道、お茶は茶道、
言葉は悪いけど、チャンバラは剣道、日本舞踊も素敵。どれも形を極めた先に
個性があるという点では同じですよね。息子が剣道やっていましたが、
お稽古は形がとにかく大事でした。竹刀またぐと怒られたのも
懐かしい思い出です。(これはほんとにダメですね!)
そして刀剣もただの人切り包丁ではなく、紐、つば、鞘には漆の蒔絵が
施され、そして刀も美しく、時に妖しい刃紋があって、刀剣女子が憧れるのも
わかります。
有名な刀匠だと、S・スピルバーグ監督も2年待ちでウン千万円とか
あるみたいですしね。昔山形の鶴岡でガラス越しに日本刀を見たことが
ありますが、やはり本物は何か吸い寄せられるような美しさがあります。
昔タモリの番組で、拳銃と日本刀はどちらが強いかというふざけた企画で、
拳銃で日本刀を何回も撃って、やはり何回か目で日本刀は折れてしまいました。
でも、撃たれても刃がこぼれても凛として立っている日本刀に感動し、
いつか本物の日本刀を見てみたいと思っていました。
(タモさんも「途中で可哀相だけど、なんか立っている姿に感動した」と
話されていましたっけ。両国にある刀剣博物館も一度行ってみたいです )
盆栽も今密かなブームで、以前格付けで見たけど1億円とかも
あるとか。やはり構図というか、形が大事で三角形の輪郭が大事とか。
小さな植木なのに、そこに和の庭園世界を作ってしまうのがすごいです。
大事に育てるのも大変そうだし。でも静けさを湛えた感じがいい。
和モノの力って、自己の内面を深く見つめるのにいいのだろうと
思います。形を極めること、それを無心に続けることで実は自分が
育てられるのだと思います。着物を着ることも、布の折り紙だと
思う時があります。きれいに着るためには襦袢からきちんと着付けないと
決まらないとか、手を抜くと自分でもわかるし。(もちろん普段着物は
きちきちじゃなくて全然OKだと思います)そして畳む時も、適当に
慌てて畳むと変なシワが出来てしまうし。心を込めて畳まないと
ダメなんですね。その時の気持ちが出ちゃう気がします。
季節だから浴衣の練習しようかな。今JINが再放送されているから、
中谷美紀を意識した感じに(オイオイ~!)してみようっと。
実はお茶のCMの時の中谷さんに憧れて購入した浴衣があるから、
それに以前東京大丸のくるりさんで買った帯を合わせてみよう。
くるりさんはお着物はもちろん帯・小物も素敵です。
こんな妄想見立て遊びに付き合ってくれるのも着物の面白さ。
今年は七夕がないけど、まあいいだろう。
それでは、おさらばえ~ (^^♪
読んで下さってありがとうございました。