「育ちがいい人」だけが知っていることを読んで
素敵なレディやジェントルマンの方はもうご存知の
内容でしょう。私は勉強になりましたし、自分では
こんなんでいいのかな、とひと付き合いなど顧みて反省。
思いやりが足りなかったのだ、とか、間違いでは
ないが、ひと言添えれば良かったんだなと思いました。
食事のマナーとかもそうなんですが、私がマネしたいと
思ったのは苦手な人とのこと。なんかずけずけと人のプライバシーに
立ち入ってくる人が苦手で、どうやってかわそう…?無視するのも
おかしいし、と考えていました。例えば配偶者の仕事のこと聞かれたら
「金融関係です」とかおおまかに答えて、あとは違う話題をふるとか、
ここから先は立ち入ってほしくないことをきちんと線引きして、
でも相手に恥をかかせないとか、大人の気遣いを学びました。
今更だけど、この本の内容を実践したら信頼される素敵な人に
なれそうですね。自分も大切に、そして相手のことも大切に。
「お受験で受かるのはこんな子」という項目の中で、
自分で考え、良いと思ったことを実行できる、とか、
譲る、分け合うことができる、モノを丁寧に扱える、
四季や季節の行事、旬の食材を経験し、知っているとか
一部やはり裕福な家の子じゃないとなぁという部分も
ありましたが、内容的には子供にも読ませたいので
いい本だったと思います。人に信頼される生き方は結局、
人付き合いも豊かにしてくれそうです。
生きる上で想像力は大事ですし、そしてまだ教えてもらうことも
あって、こんなご時世だからいっそう思いやりの心と、それに
伴う行動が求められてくるのでしょうね。
苦手な人と一緒に帰らなければならない時の話は役に立ちました。
(用があるふりをして先に帰ってもらうとか)
無理してしゃべったりするの苦手だったから。
読んで下さってありがとうございました。