☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

「きものが着たくなったなら」を読んで

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黒田知永子さんとか華麗な方々も出てらして、ため息が~)

山崎陽子さんという編集・ライターさんの出された本。

今はアラ還の方で、素敵な着こなしを見せてもらった。

こういう方がいらっしゃると、年を取るのも悪くないもんだと

思います。若さもいいけど、年齢に抗わないお洒落っていいですね。

 

最近ステイホームのせいで太ってしまい、いつかは

着物で生活したいな~とは考えていたのですが、

(着物だと太っているのを誤魔化せるし)

この本だと、紬等から始めて、汚れの目立たないグレー・茶系を

選ぶことや、どこにでも一人でも着て行こうって書いてあって、

これが中々難しいとか時折感じてしまったり。

(自意識過剰なのでしょうけれど)

母の紬の着物もあるんですけど、私と10センチ身長も違うし、

母はもっと太っていたから身幅も違うし、「お母様のお着物を

お嬢様に」みたいな美談に見事になりませんでしたねぇ。

着物やさんのトークに上手いこと乗せられてしまったんですね。

 

手持ちの浴衣あたりからならできそうな気がします。お祭りじゃなくても。

浴衣だとクーラーで冷えたりしないので、洗濯はう~ん、

Tシャツみたいには行かないけれど、日本の夏は湿度が高くて

辛いから、麻入り素材等だとまぁまぁ涼しく過ごせたりします。

(外へ出る時のみ帯などちゃんとして)


今ってみんな裄あるから、古着でもお洒落なものだと結構いい値段

するんですよね。(仙台市内でもやっぱりこれ欲しい!っていうのは

そりゃするよね、このお値段・・・。みたいになりますもん。

新しいスマホ買えそう!みたいな。)

 

しかし、自分でとても気に入ってしょっちゅう着ちゃえば

元は取れるのかな。最終的にコスパが自分の中で合っていれば

いいのだろうという結論に至りました。林真理子さんが

エッセイの中で、「マリ」という着物好きの愛人がいて、その

愛人に貢いでいるかのように原稿料をアテにして着物を買って

しまうって読んだことがあります。林さんらしいユーモアですね。

でもわかる、その気持ち、この高揚感は洋服じゃ味わえない!

 いい着物に出会う時って、ひとめぼれに近いです。

もうカミナリに打たれたみたいな衝撃。

 

今年はお祭りも中止が多いですけど、どうにか楽しい

夏休みにしたいものですね。まずは健康第一ってとこで。

 

読んで下さってありがとうございました。