☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

独眼竜政宗☆

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(実物もイケメンです♡ちょっと前のラジオでおっしゃっていましたが、

「後の世の者に恥ずかしくない振る舞いをしたい」って。さすが、お屋形様!)


昨日、「麒麟がくる」の時間にやっていましたダイジェスト版。

見てました!大河でも視聴率良かったみたいで、宮城県民としては

嬉しいかぎりです。総集編でいいから機会があったら再放送して欲しい

ですね。もう亡くなられた原田芳雄さんとか大滝秀治さんとか

ホントにすごい俳優さんがいっぱい出てらして、岩下さんもきれい

だし、北大路欣也さんも若い!もちろんあの渡辺謙が主役で、

みずみずしい雰囲気さえします。勝新太郎の怖い感じの秀吉も

よかったし、ゴクミも可愛い。

 

戦国時代だから辛いシーンがやっぱり出てきてしまい、

北大路さん(政宗の父輝宗)が裏切りにあって人質になり、

敵もろとも政宗に討たれる場面では、「わしを討て!」って

北大路さんが叫ぶシーンでは政宗の「鉄砲隊、撃て!」という所で

不覚にも涙が出てしまいました。涙腺崩壊です。

 

伊達家を守るためとはいえ、辛い決断だったことでしょうし、眼帯の方から

涙が出たって謙さんが言っていましたね。残酷なシーンだったけれど、

武士としての誇りを守って死んで行った北大路さんもカッコよかったです。

 

そして、母の義姫(岩下志麻さん)に毒を盛られるシーン。

秀吉に謁見に行く前の夜に岩下さんに呼ばれて膳を囲むのですが、

好物の山鳥に毒を盛られました。幸いすぐに吐いて無事だったのですが、

家臣を呼んで、「腹痛だ」と言って岩下さんをかばったり、涙を禁じ得ません

でした。昨日は出て来なかったけれど、義姫の側で仕える御佐子

鷲尾真知子さん)が、自分の一存でやったことだと岩下さんをかばったり、

忠義とか時代劇ならではですね。(その後次男が殺されたことを知り、

ご乱心あそばした義姫はしばらく実家の山形へ返されてしまうのですが、

晩年は仙台へ帰ってこれたんですね。)

弟が生きていると跡目争いになるからと、やむなくその命を絶ったり

政宗は家族に縁薄いという部分もありましたが、愛姫や五郎八姫、自分で

築いた家族には恵まれて晩年は幸せだったようですし、ラストで岩下さんが

迎えに来てくれて、「そなたは愛しいわが子じゃ」と言って母親の

愛情を感じて天国へ行くシーンもとても良かったです。

(なんだか、弟ばっかり可愛がられていた感じだったから)

 

昔って跡取りは母親は育てないで、守り役とか教育係がいるから、

どうしても政宗もそう思ったのでしょうけれど、母となってみると

どちらも可愛い子供であることには変わりないんですよね。

 

天下は取れなかったけど、政宗が奥州の覇者でいてくれたこと、

晩年は四ツ谷用水(生活用水路)をしいたり、稲作のための河川の治水事業も

進めてくれたおかげで、今私たちが仙台の繁栄を享受しているのですね。

ありがとう政宗!今の世をあの青葉城址からどんな風に見てくれて

いるのだろうか。

 

ちなみに伊達武将隊もラジオで頑張ってくれている。

いつかイベントでまたお目見えかなうであろう。その日まで

しばし待たれよ。われらも待つとしようか。

 

読んで下さってありがとうございました。