☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

近寄ってはいけないきものやさんがある

昨日の許せないことつながりの話題ってことで。

昔、結婚する時に喪服を誂えました。と言っても、

正確に言うと、母がとある青葉区のきものやさんと懇意にしていて、

(カモられていたんですけれどね。)結婚するからと

言って喪服の夏用の絽と袷の二つ、そして結納用と言って

変なピンク色の無地の着物の計3着を作ってしまったんです。

お金はもちろん結納をアテにして。

 

私に相談なく、勝手に作ってしまい、色もダサくって、

なんてことをしてくれたんだ!って大ゲンカになりました。

しかも、喪服だから、数年はわからなかったのですが、袷のほうの

長襦袢がサイズを大幅に間違っていて、私が羽織ると床に着いて

しまっていたのです。お洋服でいうと、オーダーメイドのシルクの

ブラウスが完全に作り間違えていたわけです。

私は思い切ってその長襦袢を持ってお店へ行きました。

そうしたら、こう言われたのです。

「それ作ったの何年前なの?何で今持ってきたの?」って。

開いた口がふさがらないとはこのことか!と頭に来て、

「気が付かなかったのはこちらも悪かったかもしれませんが、

なんせ喪服なので、着る機会がなかったし、お店のことも

母が信用して買っていたものですから」と言い返しました。

そしたら、店の重役どうしで相談したのち、明日までに直して

おくから取りにきてください」と言われました。

その店の駐車券を提示したら渋々と出しました。

 

買った時に確認しなかった私も悪かったのですが、

その時はキモノのことをよく知らなかったので、渡されて

気が付かなくて、アホでした。翌日、取りにいったら、ウエス

部分で摘まんで縫ってあげてあり、「これでいいでしょ」と

言って渡されました。作り直しじゃないのは仕方なしにしても、

もうこの店で買い物することは二度とないだろうと思いました。

もちろん駐車券は提示して、またぶっきらぼうに渡されました。

 

その後、そのキモノやは辞めてとあるチェーン店の飲食店に

なっています。カモられたのは私の母だけではないのでしょう。

「うちのお店で買えるものなら買ってごらん」みたいな

高飛車な売り方をしていたらしいですし。

それでなくても呉服業界は大変なのに、時代に逆らったことを

やってお客を小馬鹿にした商売をしていたら、そりゃダメになるに

決まっていますもんね。

 

以来、きものやさんは本当に信頼できると思うところでしか

近づきません。母は見えっ張りで、きものを買うのが好きでした。

ちやほやしてくれたり、お目が高いとか言われるのがたまらなかったんです。

しかも、ちゃんとしたきものやさんとのお付き合いが出来なくて、

変なものを高値でつかまされていて、あとから恥をかくことも

何度もありました。正直、母の着物は「高かったのこれ」って

言われても、あーこれやられたなということをリサイクル屋さんに

持って行った時に知ったことがあったのです。

芭蕉布と言われて買わされたのが、別のものだったとか)

 

もちろん、ちゃんとしたきもの屋さんもありますから、

今だったらネットの口コミとか、お母様・おばあさまの代からの

おつきあいのあるお店とか、信用できるお店はあると思うので、

皆さまはじっくり探していいお買い物をして下さいね。

今日はしくじりの愚痴っぽくなってスミマセン。

 

読んで下さってありがとうございました。