「やまない雨はない」を読んで
と言っても敬愛するYOSHIKIさんではなくて、マダム信子さんの本。
極貧だった少女時代。韓国人差別でいじめられたりとか、若気の至りで
バームクーヘンのお店へと失敗と成功を積み重ねながら、
今の地位を築き上げるまでの話。会社を手伝ってくれた
最愛のお兄様が病に犯され、亡くなるまでのことや、
お金がないときから一緒にいてくれた旦那様とのなれそめとか、
貧しくても愛情を注いでくれた両親の思いとか。
成功するって自分の成功への執着と同時に、支えてくれる人々が
あって初めて成り立つものだと教えてくれた本でした。
そして、くじけないこと。
この本を読んだのは結構前なのですが、マダムシンコのバームクーヘンが
一層好きになりました。確かにホットケーキみたいな味わいで、
凍っていても、レンジで温めても美味しくて、関空や伊丹でも
必ず買いますね。梅田の大丸も行ったことがあります。派手だから
すぐわかる♡
昔三越に関西フェアで来てくれた時に始めて食べて、
カラメルのじゃりっという食感がクセになってしまったのです。
(甘すぎて嫌だという人もいるみたいですが、この濃ゆ~い味わいが
大阪っぽくて好きです。)
黄色い紙バックをくれて、ザ・大阪みたいで嬉しかったです。
前のピンクバージョンも可愛かった~。
本の中で、くじけそうになった時に芦屋の住宅街へだんなさんと
中古の軽自動車でドライブして、「きっといつかこんな家を買ってやる!」
と二人で決意したというエピソードが一番好きです。
「沢山泣いたから、その分成功してやる!」というガッツがあって、
素敵な女性ですよね。貧乏したから、キラキラしたものが好きで、
自分は実は弱いところもあるから、強くなりたくてヒョウ柄を
好んで着ているというのも、なんだか身近に感じました。
わたしも子供の頃貧乏したからかキラキラ好きで、知人に
「派手!」って言われたことあります。
「そうかな~、華やかって言ってくれない?」って言い返した
思い出が・・・。生意気なヤツですね。
いつか心斎橋のお店とかも行って見たいです。
マダムシンコワールドが詰まっているんでしょうね。
読んで下さってありがとうございました。