☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

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石巻 南浜津波復興祈念公園

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6月は宮城県民にとって忘れることのできない月。

43年程前には宮城県沖地震、そして13年前の岩手・宮城内陸地震

先日、石巻市にできた石巻南浜津波復興祈念公園に行ってきました。

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(テレビ・写真で見るよりも実際に見た方がいいと思います。元門脇小。)

 

石巻市内に来るのは初めてだったのですが、石ノ森章太郎先生の

サイボーグ009のキャラクターが迎えてくれました。そして、

海沿いに来ると震災遺構の門脇小学校が見えました。

津波に襲われた学校の建物を直に見ると、当時の子供達、

怖かっただろうと思いました。近くの保育園もすぐに避難して

無事だったと公園の看板に書かれてありましたが、間に合わず

亡くなった方々のことを思うと胸が潰れそうになりました。

 

実際、中に入って当時の救助活動にあたった消防関係の方の

お話しを動画で見たのですが、やはりすでに亡くなっている方よりも

生きている方の救助を優先せざるをえなかったことや、

三陸のホテルの女将さんがホテルを避難所として過ごした日々の

事を語っておられて、あの時仙台市内も停電、ガス・水道も止まって

大変だったのですが、沿岸の被害を目の当たりにすると、もう本当に

筆舌に尽くしがたい思いをされたのだと思いました。そして、

通り道だった市内そして石巻、よくここまで頑張ってきたんだと思いました。

私たちは揺れる大地の上に住んでいるのだから、いつ何時また同じような

ことが起きると想定して、避難することも勿論大切ですが、

互いに助け合うとか、思いやるということも忘れずにいたいと

思います。これまで日本人がそうして幾多の災害を乗り越えてきたように。

この祈念館を訪れてそう強く思いました。

 

駅前はあまり人通りはなく、道路沿いの駐車場のあるお店は結構

人出がありました。市内は不自然にあいた土地もあって、

引っ越しした人もいるのかもしれません。

なにか少しでも応援できることってあるかと考えてみたら、

石巻にまた訪れることや、地元のお酒や食べ物とかを買う事くらいしか

思いつかなかったのですが、「日高見」とかおいしいお酒ありますもんね。

あのアルケッチャーノの支店もありますし、石ノ森漫画館もあるし、

頑張れ石巻

 

読んで下さってありがとうございました。