☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

あぐりからの野村萬斎つながりで

今度は萬斎さんのNHKドラマのお話し。

何年か前、「鞍馬天狗」という時代劇で萬斎さんが鞍馬天狗

役で、桂小五郎石原良純、芸妓幾松に羽田美智子さんという

顔ぶれで悪を退治するという、八回くらいのドラマ好きでした。

公家出身のお嬢様に京野ことみだったかな。

 

石原さんは劇中でも天気予報したり、ユニークな攘夷志士で、

羽田さんの芸妓幾松もとってもキレイでしたっけ。番宣で、

「京ことばを覚えるのが大変で、レゲエのリズムを参考にした」

とおっしゃっていました。あと、実際幾松さんのお墓参りもされたと

お話しされていました。京ことばって、実際だと大原千鶴先生みたいな

感じで軽やかで流れるように話されるのですが、やっぱりそれを他の

土地の人がやるのって難しいんだと確かに思います。

同じ関西の「おおきに」でも、京都と大阪では若干イントネーションが

違うしなぁ。

ちなみに幾松さんと桂さんのお墓仲よく並んでいて、幾松さんをかけて

普段は刀を抜かない桂さんが、刃傷沙汰を起こしそうになったりと

実際も舞の名手で素敵な女性だったようですね。

旅館幾松もいつかまた開業してくれると嬉しいです!

 

話が逸れましたが、萬斎さんの鞍馬天狗、白い馬に乗って

靄の中から搭乗するという神出鬼没な登場が萬斎さんらしいです。

そしてピンチに陥った京野ことみを救出したり、こちらは

あぐりとは違った正統派カッコイイ萬斎さんが素敵です。

 

今、面白い時代劇がうまく見つけられなくって、昔録画したものや

BSで再放送されたものを楽しんでいます。時代劇、人情の機微や

礼儀とか、古き良き時代、そして亡くなった名優さんに思いを馳せたり

してしまいます。やだーオバチャン。

 

萬斎さんの狂言も見たことありますが、縛られた二人の

太郎冠者が知恵を絞ってお互いに酒を飲ます演目、酔っ払いの

演技素晴らしかったです。今度ドクターXに悪役?で出演される

そうですので、そちらも期待ですね。お嬢さんも女子アナとして

活躍されていますしね。

 

読んで下さってありがとうございました。

歌舞伎や狂言の人って現代劇でも間の取り方とかセリフまわし

上手いですよね。