☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

映画「日々是好日」を見て

樹木希林さんの遺作ということで興味があって見ました。

茶道の先生の役なのですが、所作が流れるように自然で綺麗

でしたね。黒木華さんも二十歳からアラフォー位の年代を見事に

演じ分けており、キャピっとした女子大生からしっとりアラフォー

まで可愛かったと思います。

 

フェリーニの「道」みたいな何気げなさの中にじわっとした感動を

くれる映画でした。(劇中でも黒木さんのセリフの中にありました)

多部未華子さんが従姉妹で、何でも先を行っちゃう(就職・結婚等)

華やかな存在的な役どころでした。NHKの朝ドラの時と明らかに

目が違うので、そちらも少し気になるところでした。

(○形?)

 

黒木さんや希林さんの着物も素敵でした。

若い人は華やかな着こなし、歳をとったら渋い着物を粋に着こなし、

かっこよくて憧れちゃいます。

 

それは置いといて、お父さんが亡くなって、希林さんに励まされる

シーンが一番感動しましたね。希林さんのさりげない優しさに

涙がぽろり。茶道の師匠なのに、何だか年代を超えた友情みたいな

ものを感じました。

親御さんの暖かく見守ってくれる感もいいですね。

 

そして茶道の時に出てくる和菓子の美味しそうなこと!

エンドロールをチェックすると、やはり「とらや」や

鶴屋吉信」「たねや」など一流どころが。

学生時代、茶道部だったのでよく子供の学校の文化祭へ行くと、

必ず茶道部へ行きますが、どんな茶席かな~とか、どんなお菓子

だろうって想像するのも楽しみなんです。そして実際そのお茶と

お菓子のハーモニーがばっちりだと、至福のひとときですね。

季節の掛物、しつらえ、そういうのを楽しむのもいいです。

あと、生徒さん達が一生懸命もてなしてくれる心とか。

 

あー京都行って素敵なお庭を見ながらお茶飲みたいな!

 

やっぱり和室や日本庭園、畳が落ち着きますね。

読んで下さってありがとうございました。