☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

あぐり やっと戦争も終わって

そうめんからの展開で、淳之介が下宿先の人妻とついに

そういう関係に?みたいな感じでしたね。その後昼から行水とか、

なんか思わせぶりというか。まぁエイスケさんの子供だし、

うまいこと友人の尚久君も外出するし、昼ドラ的ムラムラ感が

あった週でした。村の女性に頼まれてカットして、トメのお姉さんに

怒られたシーン、戦争でも髪は伸びるからカットで収入を得て

何がいけないのかな~とは思ったのですが、まぁご時世という

こともあって非国民になってしまうのでしょうかね。

平和のありがたみをつくづく感じます。

 

その後戦争も終わり、山梨での暮らしも落ち着いてきて

トメも結婚し妊娠、幸せそうで何よりです。

ブドウも収穫まであともう少し。

ただ、お母様が心配です。

 

そしたら東京のメンツがチラホラと。神出鬼没で図々しいけど

どこか憎めない我らが?森さんが出てきたり、チェリー先生が

美容院復活とか、予告では世津子(草笛さんが)さんが帰って

きたり、絵面が華やかになってきました。

 

お義母様を岡山へ返して、東京へ戻るという流れなんだろう

けれど、ということはあと少しで終わりなんだ。

寂しいです。でも、応援して行きましょう。

実際には森本レオさん演じる森潤はあの辻潤をモデルに

したらしいですが、村山由佳さんの小説「花よあらしよ」を

読んで、伊藤野枝と同棲した人だとか。詳しくは忘れて

しまいましたが、実際はなんだか気の毒な死に方した

らしいですね。

戦争中は文学も自由な表現が制限されて、伊藤野枝

20代後半で警察に拷問死されてしまったみたいですが、

あぐりでもそういった感じでカフェ・セラヴィも閉店に

なっていましたっけ。

 

林真理子さんが以前、「批判されるかもしれないけれど、

戦争や身分制度は、物語を作るときにエッセンスを加えてくれる。

風と共に去りぬ」も戦争がなかったら、ただの甘ったるい昼ドラみたいな

話になっていただろう」とお話しされていたことがあって、

もちろんこのお話しが戦争を賛美するとは私も思っていませんが、

確かにNHK朝ドラでも現代モノよりは戦争を経験した話の方が

心に残っている作品が多いと思います。

「あさが来る」「花子とアン」「おしん」とか。

もちろん「あまちゃん」みたいなのも大好きです。

 

読んで下さってありがとうございました。

ある意味今は平時ではないから、新たなストーリーの

生まれる時かもしれないと考えたいと思います。

ルネッサンスがそうであったように。