☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

若林区の連れ子への暴行事件について思う

仙台市若林区で連れ子への虐待事件があった。

24歳の男の犯行だという。

こういう事件が起きる度、母親が親権者でいいのかという

思いがある。もちろん、心が広くて連れ子さんとの関係が

うまくいっているケースもあると思います。

 

以前、原貫太さんの動画で見たが、どうしても女性の方が

離婚で貧困になりやすいという。一度仕事を辞めてしまうと

同じような条件の仕事には就けなくて、非正規になりがち

なのでどうしても貧困につながってしまい、十分な教育を

受けられない場合、子供も貧困になってしまう可能性が

あるという。もちろん、母子家庭でも立派な大学に

入って経済的に困らない人もいるけれど、そうじゃない人の

ほうが多い気がします。女性がひとりで生きるのは心細くて男性を

求めてしまう気持ちもあるんだろうと思います。

 

女性が子供を育てながらひとりで生きるって

大変なことです。私も母子家庭の貧困家庭で

育ったので、しかも母がヘンにプライドが高くて

行政の支援とか受けることをためらったため、

授業料滞納で高校を退学寸前まで追い込まれたり、

お腹いっぱいご飯を食べられなかったとか、

服も買えないし、お小遣いもなく、ほしいものは

単発でバイトとか、もう思い出すのも嫌なこと

ばかりでした。父も離婚前は精神的に荒れており、

妹と私がケンカした時に、一方的に私のことを

悪いと殴って顔が真っ黒になってしまう程でした。

 

自分がそんな思いをしたので、生まれ変わってもう

一度あの二人の子供になれと言われたら、本当に

勘弁してほしいし、中学位でもう給食費を滞納も

しょっちゅうだったので、児童養護施設へ行った

ほうがまともな人生を歩めたのではと思います。

 

私よりもつらい思いされた方はもっと沢山

おられると思うし、まだ生きているから

こうして虐待の被害を公表できますが、

亡くなってしまってはもう難しい。

そういう家庭って赤ちゃんの検診もこなかったり

するから、おかしいと訪問するとかできないのかな。

赤ちゃんは助けてって言えないから。

 

だから児童養護施設のような施設を充実させて、

子育ての難しい家庭への支援をすることは

できないだろうか。子どもを産む能力と、

育てていく能力とは別だと思うし、私のような

ケースもあるから、必ずしも実の親が育てる

ことが子供の幸せと繋がらないケースもある。

施設でなくても、うまくマッチングできる仕組みとか、

子供の幸せに繋がる仕組み作りはできないだろうか。

 

私の母も家事も子育ても苦手だし、嫌いだったし、

お弁当も作ってもらったことがない。

買った菓子パンとか。それでいて自分の贅沢、

着物、宝石、バッグ。そして専業主婦を見下していた。

 

父もサラリーマンに向いていなくて起業したが失敗し、

借金を負った。その後色々やったが上手く行かず

一時引きこもりになったりした。

あの時のことを時々夢に見たりします。つらかったなぁ。

 

と自分の事を話してしまったが、私の例に限らず

子育てに向いていない人が無理に自分で育てるより、

目先の情にとらわれず第三者や機関に委ねるほうが

いいと思います。そして、辛い思いをしているお子さん達、

SOS出していいんです。助けてって言えなくて我慢するしか

なかった私のよう思いを誰にもして欲しくない。

 

読んで下さってありがとうございました。