☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

吉右衛門さんが逝ってしまった

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今、インスピレイションを聞きながら書いています。

ニュースを見て、「嘘でしょ」と思わずつぶやいてしまい

ました。まだ信じられません。今年の三月に倒れて、

証券会社のCMが流されなくなって、もしかしたらと

思ってはいましたが、信じたくありません。多岐川裕美さんも

「涙が止まらない」とコメントされていて、

確かにあんな旦那様だったら信じてついていくのに

相応しい素敵な旦那様ですもんね。

久江のさりげない優しさに甘えたり、素敵なご夫婦

でした。理想の夫婦像ですよね。

 

もう一度復活して欲しかったなぁ。

私にとって鬼平は永遠に吉右衛門さんです。

弱者には優しくて、悪には鬼のように厳しくて、

それでいて更生が可能な悪党には救いを差し伸べる

優しさ。そしてどこか茶目っ気のある笑顔。

私にとって時代劇といえば鬼平

もう会えないと思うと寂しい。

 

何年か前、仙台に歌舞伎の公演で来て下さったとき、

圧倒的な存在感で、雀右衛門さんの襲名挨拶の時でしたが、

松竹さんに混じって「播磨屋!」って声を掛けさせて

もらった時も、チラッとこちらを見て下さってあの笑顔を

生で見れたと心臓が止まるくらい嬉しかったことが

昨日のようです。

 

これからも鬼平犯科帳の再放送を大事に見ながら

吉右衛門さんを偲びたいと思います。

私の中で吉右衛門さん、そして鬼平は永遠です。

読んで下さった皆さんもきっと同じ気持ちだと

思います。

 

きっと今頃天国で彦十のとっつあんや五郎蔵さん、

粂八っあん、佐嶋さんや沢田さんと五鉄でしゃも鍋

つついていらっしゃるかなぁ。楽しい宴を催されて

いればいいなぁ。

 

そう信じて。