東北自動車道羽生上り 鬼平犯科帳のSA
いつの世にも、悪は絶えないー。
設け、族の根絶に励んでいたー。
オープニングのナレーションがぁ!
五鉄のしゃも鍋のいい匂い。
我々鬼平ファンにはたまりませんね!
羽生の鬼平江戸処。
ジプシーキングスのインスピレイションが
脳内で再生しっぱなしです。
「おい、三次郎、しゃも鍋頼む」
なんて平蔵さまの声が聞こえてきそうですよね。
鬼平犯科帳は時代劇の中で一番好きです。
鬼のような厳しさと、仏の慈悲。
悪を憎む心と、人の弱さを赦すこころ。
弱い立場の人々に思いをはせる優しさ。
池波正太郎先生の描く男の美学が詰まって
いると思います。
演じている中村吉右衛門さんもはまり役で、
生吉右衛門さんを見たくて、3年前に県民会館に
歌舞伎見に行って、「播磨屋!」と掛け声
かけちゃいました。あれってけっこうタイミングが
難しいですね~。
でも吉右衛門さんがこちらを見てくれた気がして
(妄想)嬉しかったです。
今でいう理想の上司ですよね。
仕事は厳しいけど、ユーモアがあって、
優しくて、自分の仕事はできるし。
「この人の言うことなら、この人のためになら」
って思わせるものを長谷川平蔵は持っています。
唯一の悩みが息子辰蔵というのも、
わかるなあ。その気持ち。
息子って大変。
いまもうこんな時代劇を再び作ることは
できないだろうから、いっそう大事に思います。
けっこうグッズも売っていたので、
鬼平ファンとしては嬉しいですね。
また行きたいと思います。
なぁ忠吾。(最後は部下に語り掛ける)
読んで下さってありがとうございました。