曽野綾子さんの本
「人間にとって成熟とは何か」
の中で、極限を信じないこと、良いだけの人もいない、
悪いだけの人もいない、互いにその中間にいると確認しあって
生きていく、ということが書いてあった。
確かに嫌いだと思う人でも何がしか良いところはあり、
いい人だな、と思う人の中にも欠点はある。
自分も短所はあり、周りの人に許して貰っていることが沢山ある。
人に対して完璧を求めない、完璧なことはこの世に存在しない、
それでもその与えられた中で精一杯努力してみる、
ということだろうか。
緒方貞子さんも、国際関係も
「持ちつ持たれつでいいんじゃないでしょうか」
とお話しされてましたっけ。
同じ学校を卒業された二人が、くしくも
同じような話をされていたのが興味深かったです。