☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

ひろゆきと橘玲~上級国民/下級国民を読んで

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胸にくるものがありました。こうして社会は分けられているのですね。


なぜこの二人なのかというと、

奇しくも同じことを言っているなぁ、と

この本を読んで思ったのが

「上級国民/下級国民」でした。

なぜ池袋の暴走事件で亡くなった人が2人、大けがを

した人もいたのに、逮捕されないのはなぜか、

もてない無職の男性がなぜ犯罪を犯すのか、

既得権益に守られて、得をしている世代が

ある一方で、割を食わされているのは非正規で

働いている若者など、言いにくいことを

ズバッと言ってくれています。

ヤフコメ見てたら、桜を見る会の事を皮肉って、

「芸能人と桜を見る上級国民の会」って、

上手いこと言う人いるな!と思いましたもんね。

 

私の考えでは、公務員は公務員に甘い、

何もしていない時間が多いと、ついネガティブなことを

考えてしまうから犯罪に手を染めてしまう、

人は自分さえ良ければいい人が結構多い、という

ことだろうと思っています。

 

ひろゆきさんが、

「優秀な人材が地方から都会へ出るのが平成、

優秀な人材が日本から世界へ出るのが令和」

と言う話をされていました。

「凡人道」という本だったかな。

橘さんとひろゆきさんの共通で言っていることの中には

日本はもう詰んじゃっている感が否めないことが

多いのですが、希望があるとしたら、自分なりの

人と比べない幸せを見つけることだ、みたいな

話もあって、そうだな~と思いました。

 

読んでいるうちに、西原理恵子さんが自身の著書で

「30点の女に30点の男、80点の女に80点の男」

と言っていたのを思い出しました。

いい魚を釣りたかったら、良い漁場に行くしかないって。

この本の中でも、ヤンキーの男にヤンキーの女が早婚して

子供産んで離婚してシングルマザーの貧困家庭になり、

貧困が繰り返される、ということも書いてあって、

ああそうだな、そうして虐待があって、亡くなったりする

子供が出てきちゃうということか。

でも、虐待死って本当に何とかならないのかな。

その一方で、入籍せず数人の女性と子供をもうけて、

認知して養育費を払う人もいますもんね。

 

西原さんって他にもいいことを分かりやすく教えてくれます。

麻薬の話でも、

「あんなのシェフの今日のおまかせサラダみたいに、

素人が作っているから、海外のクラブなんかみんなで

ひっくり返って死んじゃったりするでしょ、でも違法だから

警察にも言えないし、それが違法薬物に手を出すってこと。」

どんなコメンテーターの話より心に響きましたね。

ちょっと話がそれました。ごめんなさい。

 

ひろゆきさんが、

「何のために人は生きているのかと言えば、

出来るだけ楽しく幸せに暮らすため」といっていました。

この、出来るだけということが、身の丈に合った

幸せを、ということなのでしょうね。

ひろゆきさんはベーシックインカム賛成派だけど、

橘さんはベーシックインカムには反対の意見のようで、

理由として、貧困層で多産が当たり前の国の人が

日本人男性と結婚したら経済が破たんするから、

ということらしいです。

 

人にはしかるべき場所があるし、コネもない、学歴もない

それでも自分がもっと上に行きたい思ったら、勉強したり、

何らかの形で努力したり、工夫したりするしかない。

生まれつき親が立派な人だった人の方が上級国民に

なりやすいのは羨ましいが仕方ない。

私の実家も貧しかった。両親も勉強とか嫌いだったし。

そういえば二世が多いのが美味しい仕事って

別な本でも書いてあったしな。芸能人なんかいい例で。

 

でも、この本の内容を一つの真実、現実と受け止めて、

今の社会と折り合いをつけつつ、自分なりに

良い人生を送れるように考えて生きていくしか

ないのかな、というのがまとめです。

まとまってるかな。

皆さんは、どのように考えましたか?

長文、読んで下さってありがとうございました。