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宮城県美術館の移転って2

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向きがうまくできなくてごめんなさい。2019年12/17の河北新報です。


今朝図書館で河北新報を見たら、

県美術館の移転について知事の考えが

述べられた記事に目が留まった。

要約すると、

「移転に反対意見はあるだろうが、

施設を移転したほうが美術館の集客に繋がる」

とのことだった。

 

理解に苦しみますね。美術館はアクセスのよさで

見に行くものではないと思います。

その中で催されている展示物が良ければ沢山見に

来てくれる。それだけです。

私だって、どんなことをしても生きている内に見たいと

思ったら東京行ったこと何度かありますもの。

 

東山魁夷上村松園ピカソミュシャ大原美術館展、

その他先日のストラスブール美術館展、

駐車場が止められない位いっぱい来ていましたよ。

入場料が高くても、いいものが来たら見たいと思う人は

いると思います。東京や関西へ行くのは大変だから

仙台でやるならって考える人もいるはず。

 

それにいい展示物は近県の県外からの集客も期待できる

のではないでしょうか。県外からだと、今の美術館の

方が駐車場もあっていいと思います。

宮城県の人が、あまり見に来てくれないのは

ハッキリ言って美術に興味がない人が多いから。

 

京都フェアでも金沢フェアでも食べ物のコーナー

ばかり賑わって、着物や伝統工芸品の方はスカスカ。

これが現実なんじゃないですか。

 

野球場の近所になんでもくっつけちゃえってのは、

どういうことなんだろう。

知事さん、どうかご一考下さい。

松下政経塾では、芸術や教養を大切にすることは

教えてくれなかったのですか?