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宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

「2億円と専業主婦」BY 橘玲

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何か心をざわつかせるタイトルですよね。カイジじゃあるまいし、ざわ、ざわ~ざわ~


またまたセンセーショナルなタイトルですよね。

本屋さんにふらっとよったら橘玲さんの

新しい本が出ていて、ぱらぱらっと読んでみました。

生涯年収が2億円違うんだって。そりゃそうだ。

 

まあな。わかるよ、言いたいこと。

その方が経済的に絶対いいということも。

私の妹二人もそれぞれ子供2人いて、

フルタイムで仕事してます。いいなぁ、と

思う反面、大変だろうなとも思うし、

二人とも運のいいことに自分の親や旦那さんの

親が近くに住んでいて協力的で、旦那さん自身も

理解があるし家事もやってくれるらしい。

 

これからの時代は豊かに暮らしたかったら

共働きが当たり前になる。専業主婦が許されるのは

お医者さんの奥さんとか一部の富裕層だけに

なってくるのだろう。

 

その一方、テレビ等で見る在宅で稼ぐ主婦も

出てきて頼もしい。一度辞めちゃうと元の仕事に

戻るの難しいので何がしかやりたいと思って頑張って

いる人もいる。別に怠けたくて主婦ってわけでは

ない。

 

私の母は店やっていて忙しさを理由に

お弁当作ってくれたこともないし、家事も

嫌いだったから、反面教師的に私は普通の

お母さんに憧れて最初は専業主婦でした。

子供とゆっくり向き合えたことはよかったのかな

と思っています。ただ、妹たちには私たちより

お金ないんでしょって、目で見られていますが

あまり気にしないようにしてます。

彼女たちの場合、しょっちゅうTDL行ったりして

結局贅沢もしているし。

我が家の場合、子供たちのお稽古事や

塾の送迎とか、仕事が忙しい夫を当てにできなかったので。

 

ただ、自分の口座に働いたお金が振り込まれていると

嬉しいことも事実です。

 

お母さんが一生懸命に働く姿を見せるのも

大切だし、お家にいてくれる派でも、そこの

お家のライフスタイルだから、年取って子供に

迷惑かけないようであれば、余計なお世話、

と言いたいところ。それに、お仕事している

お母さんがお子さんが熱出して早退しても、結局

誰かがその分負担しなければならなくて、それが

独身の人や奥さんが専業主婦の旦那さんだったり

するのも事実。(共働きの旦那さんも含めないと

いけませんね。)社会で支え合うということなのかな。

しかし、保育園問題はどうするんだろう。

このことをなんとかしないと、少子化問題

進展しないだろうし。

 

こないだ税務署の税金セミナーに行って来たら

フルタイムで働いた方が将来年金も増額されるから、

働いた方がいい、と言われました。

ここからが今日のキモになりますが、

「子育ての終わった女性は何でもいいから

働け、世の中は職種によって人手の足らない所が

あるのだから」

と言われているんだろうな、と思いました。

「安易に外国人労働者に頼るわけには

いかないんだからな。」

という暗黙の社会からのメッセージと捉えました。

はぁ~。社会保障費の足らない分をパートの人にも

負担させて賄う国策も伴っているのかな。

 

それこそ上級国民/下級国民じゃないけど、

たとえば同じ子供のいる人でも、結局上級国民の

正規の職員と下級国民のパートの人という風に

取る側と取られる側に別れちゃうんですよね。

そこでも。辛いけど。

 

私の結論。

自分の身は自分で守るために、

フルタイムで仕事している人は辞めない。

専業主婦の人も、何か自分の出来ることや

やれることで頑張る方がいい。

私も頑張ろう。その人とそのお家が

上手く回っている間は専業主婦っていいけれど。

 

ただ、専業主婦がもっと減ったら平日のデパートや

スーパーはがらーんとしちゃうんだろうな。

実際新聞でも百貨店の売り上げ減っているらしい。

上級国民の主婦は公務員や一流企業の仕事で忙しく、

富裕層の主婦はお稽古事等で暇をつぶし、

そうでない主婦はパートで家にいない。

それが今の社会の階級社会の現実。橘玲風にまとめてみました。

 

長文読んで下さってありがとうございました。

クリスマスだというのに!

次はもっと景気のいい

話ができるよう頑張りますね~。