☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

せんくら行ってきました!(パク・キュヒさん)

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久しぶりに日立システムズホールへ。改修工事も終わり

きれいになっていました。今回は周りの席の方々は静かで、

ゆっくり演奏を楽しめましたね。時刻になり拍手に包まれて

キュヒさん登場。

CDのジャケ写もそうですが、実物も可愛らしい方でした。

 

演奏も心地よくて、ついウトウトしてしまうくらい

癒されて、至福のひと時。

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一曲目のあと、簡単なお話しをしてくれて、

「思ったよりもお客様との距離が近くって緊張します」と

チャーミングなトークで和んで、二曲目はグラナドスの誌的ワルツ

というヨーロッパ旅行気分を味わえる曲でした。

 

ピアノ曲マーラーがラスト曲でしたが、クラシックギター

でも世界観がまた違った味わいで名曲は裏切りません。

どの曲もところどころでトレモロのテクニックが素晴らしくて

これを生で聴けて本当に良かったと思います。

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(このCDはスペインの旅。4曲目にラクリマ入っています)

そしてアンコールではクラプトンの「ティアーズ・イン・ヘブン」。

(クラプトンは息子さんを亡くし、タレガも娘さんを亡くし、

そんな哀しみからこの曲が生まれたというエピソードを話して

くれました。)

それにタレガの「涙」をリミックスして、あのクラプトンの

優しいメロディにラクリマが重なって、アンコールの期待に

答えてくれた素晴らしいコンサートでした。

 

「こんなに朝早く演奏したことはないので記録を作りました」

とか「このステージに立って演奏できることはとても

嬉しく幸せなこと」とアンコールの前にお話しがあって、

私たち観客も同じ気持ちです!と心で答えました。

 

普段の心の澱が流されて、気持ちが綺麗になった時間でしたよ。

やっぱり芸術はいいですね。明後日はバッハコレギウムジャパン

なので楽しみです。

感動の余韻に浸りたくてCDを引っ張り出してきました。

これから聞こう。

 

読んで下さってありがとうございました。