せんくら行ってきました!(パク・キュヒさん)
久しぶりに日立システムズホールへ。改修工事も終わり
きれいになっていました。今回は周りの席の方々は静かで、
ゆっくり演奏を楽しめましたね。時刻になり拍手に包まれて
キュヒさん登場。
CDのジャケ写もそうですが、実物も可愛らしい方でした。
演奏も心地よくて、ついウトウトしてしまうくらい
癒されて、至福のひと時。
一曲目のあと、簡単なお話しをしてくれて、
「思ったよりもお客様との距離が近くって緊張します」と
チャーミングなトークで和んで、二曲目はグラナドスの誌的ワルツ
というヨーロッパ旅行気分を味わえる曲でした。
でも世界観がまた違った味わいで名曲は裏切りません。
どの曲もところどころでトレモロのテクニックが素晴らしくて
これを生で聴けて本当に良かったと思います。
(このCDはスペインの旅。4曲目にラクリマ入っています)
そしてアンコールではクラプトンの「ティアーズ・イン・ヘブン」。
(クラプトンは息子さんを亡くし、タレガも娘さんを亡くし、
そんな哀しみからこの曲が生まれたというエピソードを話して
くれました。)
それにタレガの「涙」をリミックスして、あのクラプトンの
優しいメロディにラクリマが重なって、アンコールの期待に
答えてくれた素晴らしいコンサートでした。
「こんなに朝早く演奏したことはないので記録を作りました」
とか「このステージに立って演奏できることはとても
嬉しく幸せなこと」とアンコールの前にお話しがあって、
私たち観客も同じ気持ちです!と心で答えました。
普段の心の澱が流されて、気持ちが綺麗になった時間でしたよ。
やっぱり芸術はいいですね。明後日はバッハコレギウムジャパン
なので楽しみです。
感動の余韻に浸りたくてCDを引っ張り出してきました。
これから聞こう。
読んで下さってありがとうございました。