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宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

宮城県美術館の移転って

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上村松園、ルオー、こないだのストラスブール、その他沢山の思い出がいっぱい


確かに昭和56年に建てたから、新しくはない。

しかし、わたしは移転には反対です。

なぜなら、あの美術館そのものが好きだから。

 

子供の頃、自転車でよくあの近くに遊びに行って、

広瀬川で石きりして遊んだり、尚絅学院方向から澱橋へ

向かっての景色も大好きだから。

あのぱあっと開ける感じが学都仙台を象徴していると

思いませんか。左側には二高が見えて。

川沿いに市民会館とか見えるし、

やはりそこに美術館があってほしいです。

 

移転先であんな広々としたスペースが

とれるのでしょうか?

しかも、あんな雰囲気を再び作れるのでしょうか?

いい絵を飾る美術館も美しく重厚なもので

あってほしいと思うのは私だけでしょうか。

 

あの川内の美術館を潰して、タワマンを建てたり

するの?と下世話な想像をしてしまう。

東西線の赤字が少しは解消される目論見なの

だろうか?

何でもかんでも経済的効率が重視されて、

それでいいのだろうか。

 

カフェ・モーツアルトとか、売店とか、

あのままでいてほしいです。

どうか移転させないでください!

ヨーロッパの建物なんか100年持たせるの

当たり前ですよね。

だいたい美術館ってそんなに痛まないと思う。

東京の美術館みたいに「こりゃすごい!」

という展示は年に一回あるかないか位かも

しれないけれど。

 壊してしまったら、もう同じものは建てられない。

仙台はそうやって、残した方がいいものを

壊して今の繁栄があることも知っているけれど。

 

宮城県仙台市の関係者の方々、どうか御一考下さい。

 

 

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