☆れいこさんのお部屋へようこそ☆

宮城のこと、大好きな京都や神戸、大阪、そして読んだ本のこと美味しかったものなどを書いています☆彡(時々美術音楽関係とか)

吉右衛門さん、良かった~。

先日、中村吉右衛門さんが倒れたというニュースを聞いて、

気が気ではありませんでした。でも、今日のヤフーニュースで

持ち直したと知り、本当に安堵しました!

 

歌舞伎って結構重い衣装着けたりするし、お身体に負担がかかって

いたんでしょう。何年か前も摂食障害になって「もういかせてくれ」

と病気との闘い。お辛かったのだろうと思います。

でも、舞台に立ちたいという思いとか、使命感とか、お孫さんとの

共演とか、希望を持ってらしたんでしょう。それが吉右衛門さんの

支えだったのかもと勝手に思ってしまいます。

 

役者は舞台で死ぬのが本望かもしれませんが、やはり生き続けて欲しい。

私の中で鬼平は最高の時代劇で、吉右衛門さんは永遠のヒーローです。

何度も思う。悪を憎む鬼のような厳しさと、悪の道に入らなければならなかった

悪党の生き方に思いを馳せる優しさ、弱い者への憐れみの慈悲の心、それを

表現できるのはやっぱり吉右衛門さんしかいない。

 

映画等で他の人がやったとしても、超えることは到底無理だろう。

どうか無理をなさらずにいてほしい。

生きていてくれるだけでいい。そしていつかまた、「播磨屋!」

って声を掛ける日を楽しみにしています。

 

読んで下さってありがとうございました。