吉右衛門さん、良かった~。
先日、中村吉右衛門さんが倒れたというニュースを聞いて、
気が気ではありませんでした。でも、今日のヤフーニュースで
持ち直したと知り、本当に安堵しました!
歌舞伎って結構重い衣装着けたりするし、お身体に負担がかかって
いたんでしょう。何年か前も摂食障害になって「もういかせてくれ」
と病気との闘い。お辛かったのだろうと思います。
でも、舞台に立ちたいという思いとか、使命感とか、お孫さんとの
共演とか、希望を持ってらしたんでしょう。それが吉右衛門さんの
支えだったのかもと勝手に思ってしまいます。
役者は舞台で死ぬのが本望かもしれませんが、やはり生き続けて欲しい。
私の中で鬼平は最高の時代劇で、吉右衛門さんは永遠のヒーローです。
何度も思う。悪を憎む鬼のような厳しさと、悪の道に入らなければならなかった
悪党の生き方に思いを馳せる優しさ、弱い者への憐れみの慈悲の心、それを
表現できるのはやっぱり吉右衛門さんしかいない。
映画等で他の人がやったとしても、超えることは到底無理だろう。
どうか無理をなさらずにいてほしい。
生きていてくれるだけでいい。そしていつかまた、「播磨屋!」
って声を掛ける日を楽しみにしています。
読んで下さってありがとうございました。